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父が亡くなりましたが、どんな財産を持っていたのか誰も知りません


こんにちは。行政書士の瀬野です。

なんと今日は1日に2度の投稿!ブログ日和です。

明日は事務所に来ないので、今のうちに^^

今回のお題は相続関連。「父が亡くなりましたが、どんな財産を持っていたのか誰も知りません」

結構、この様なケースは多いのではないでしょうか。

自分の所有財産を、妻や子供に全て教えている人はおそらく少ないかと思います。

それ故に、残された家族にとって、遺産の範囲を正確に把握することは結構難しい作業となります。

では遺産を「預貯金」「不動産」「その他」に分類して、それぞれの探し方を簡単に説明します。

1)預貯金

通帳が見つかったら、その金融機関に連絡し、被相続人の死亡日の残高証明書を取り寄せます。

(もし通帳やカードが見つからなくても、残高証明書は発行してもらえます)

残高証明書とは、その金融機関のすべての支店にある故人所有口座の情報を証明するもので、普通預金だけではなく,定期預金や投資信託などの金融商品もゾロゾロと全部出てきます。

その際、被相続人と取り寄せたい人の関係を銀行に証明するために、戸籍謄本や身分証明書が必要となります。この証明書類は金融機関によって違いがあるので事前に確認しましょう。

2)不動産

対象不動産の地番や家屋番号が分かっていれば、法務局で登記簿謄本(全部事項証明書)を取り寄せます。この書類の取り寄せは所有者で無くても誰でも出来ます。

地番や家屋番号が分からない場合は、その不動産がある市区町村の固定資産税課に申請し、不動産の「名寄帳」を取り寄せます。名寄帳とは、その自治体範囲内にある不動産の所有者一覧です。登記されていない不動産であっても、固定資産税の課税対象物件は全て記載されています。ですので、不動産があるかも?と思う全ての自治体の固定資産税課を回り、名寄帳で故人の不動産が無いか確認しましょう。

ちなみに、名寄帳は「資産明細」「課税台帳の写し」など呼び方にバリエーションがありますが、名寄帳!と言うとお役所の担当者は瞬時に理解するので大丈夫です。

そして名寄帳に故人の不動産があったら、ついでに「固定資産評価証明書」も取得しておきます。

後々の各種手続きに必要です。

3)その他の遺産

その他と言っても一体何があるのか、本人が隠している財産もあったりするので、家族といえども把握するのは難しいものです。一般的に予想されるその他の遺産としては、下記の物があります。

・自動車

・株式

・投資信託などの金融資産

・会員権

・貴金属

とにかく、故人の持ち物を全部調べて探し回るしかないです。たとえば、もしこんなものが出てきたら

ヒントになります。

・取引口座の開設案内書や約款規定 ・取引報告書,運用報告書など ・取引残高報告書,利払い報告書 ・株式発行会社の事業報告書、株主総会召集通知 ・国債など債券の預かり通帳(証書)

・税理士さんの名刺 ← 発見したら即電話していろいろ聞いてみましょう!

自分の死後に、家族がこの様な苦労をしないように、出来れば遺産について話し合いの場を持ち「財産目録」を作成しておいたり、公正証書遺言を作成しておくことをおすすめします。

#公正証書遺言 #相続 #財産調査

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