• みつば行政書士事務所

浪費家の妻と離婚したい


こんにちは。行政書士の瀬野です。

今朝からグッと寒くなって、とうとう冬のコートで出勤しました。

とにかく寒さに弱いので、人より早めにコートを装着するタイプです(笑

話は変わりますが、最近、”プログラミング教育” が巷で密かにブームらしいとのこと。

気になったので早速国内市場規模を調べてみたところ、2016年度で約10億規模でした。

これを多いとみるか少ないとみるかの基準ですが、この様な時は「同業界の類似の指標」を参考にします。

プログラミング教育を”習い事”と位置付けランキングしてみると・・・

1位:学習塾・予備校  9570億円

2位:スポーツジムなど 6510億円

3位:外国語教室    3100億円

4位:ダンス教室    2220億円

(5位以降省略)

プログラミング教室    10億円   出所:矢野経済研究所2015年度調べ

こうしてみると、習い事としてはかなり伸びしろがありますね。そして英会話教室よりスポーツジムの方が倍以上の規模で勢いがあることも分かります。意外なところでダンス教室(社交ダンスなど)も4位で検討していますが、これは超高齢化社会に突入すると順位がまた上がってくるものと予測できます。

時にはこの様に、気になったことを市場規模から俯瞰してみるのも楽しいものです。

”この業界の市場規模(マーケットシェア)や参入企業、集積エリア、サプライチェーンが知りたい!”などのマーケティング調査のご要望にも、当事務所は対応しています^^

前置きがすっかり長くなってしまいましたが・・・

今回のお題は「浪費家の妻と離婚したい」です。では早速Q&Aを見てみましょう。

Q:まず、我が家の家族構成を説明します。私は地方公務員(45)、妻は専業主婦(35)、小学生の長男(7)の3人家族です。妻はもともと地味で質素な倹約家で、そんな所に魅力を感じ結婚しました。ところが先日、体調が悪くなり午後2時頃に帰宅した所、見たことも無い派手な服装にダイヤのネックレス、高そうなブランドバッグを持ち、颯爽と出かけようとしていた妻と玄関で鉢合わせ。私は別人かと思いしばらく唖然としていました。

A:それは驚きましたね。そこからどうされたのですか?

Q:出かけようとしている妻をリビングに連れ戻し、一体これはどういう事なんだと問い詰めました。

すると、一昨年参加した同窓会をキッカケに、旧友に見栄を張るために分不相応の買い物を繰り返していたと言うのです。妻はお嬢様学校の出身で、旧友の夫は医者や弁護士、商社や一部上場企業のエリートばかりで引け目を感じ、負けたくないと高額の買い物を繰り返してしまったと、泣きながら謝っていました。私はその理由に愕然としました。

A:ご自分を否定されたように感じたのですね。

Q:その通りです。更に問い詰めると、妻はサラ金からの借金の督促状を何通も隠しており、借金総額は500万を軽く超えていました。もう情けないやら悲しいやらで、妻とはこれから共に生活していく気は無く、離婚するつもりです。ちょうどその時サラ金業者から家に電話がかかってきて、私が出ると「ダンナが奥さんの借金を返すのは常識だろう」と凄まれました。私は妻が勝手にした借金を払う気は無く、離婚した際、息子の親権も絶対に渡したくありません。これらの点に何か問題はあるでしょうか?

A:順番にご説明いたします。

●奥さんが勝手にした借金の返済義務について

夫婦には互いに、日常家事から生じた債務(例えばスーパーで買い物した代金など)については連帯責任を負うことになっています(民法761条)この場合、夫は「妻が勝手に洗剤を買ってきたから知らない」などとは主張できません。

しかし今回のケース、世帯の収入とバランスの取れない分不相応な買い物(高価なアクセサリーやブランドバッグ等)に関しては日常家事債務に該当しません。サラ金業者から「夫だから払うのは当然だ!」などと言われても、日常家事債務で無ければ、たとえ夫婦でも支払い義務はありません

ただし例外があります。夫のキャッシュカードを常に妻が使用し、日頃からブランドバッグ等の高額品を買っていた場合や、サラ金業者からの請求に対し連帯保証人になることを追認したりした場合には、請求を免れることは難しいでしょう。

●子供の親権について

息子さんの親権を妻に引き渡したくなければ、「妻は浪費家なので子供の監護者として相応しくない」と主張していくことになりますが、実際の調停・審判では90%以上の割合で母親に親権が認められています。子供の親権をどちらにするかは、子供の利益・福祉という観点から考慮されます。具体的には、

・父母の心身状況(例えば病弱であったり情緒不安定なら不適)

・子供を世話する時間があるかどうか(母が専業主婦、夫が会社勤めなら母が適任と判断されがち)

・子供の年齢(小さい子供だと母親が適任と判断されがち)

・父母の経済事情

などを総合的に考慮したうえで、どちらが親権者として相応しいか決定されることになります。

Q:分かりました。いったん状況を整理して、来週あらためて今後の手続きについて相談に伺います。

A:次回、もう少し詳しくお話を聞かせてください。その際お持ちいただきたい資料は・・(以下省略

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