- みつば行政書士事務所
その他の工事が大事!の続き
こんにちは。行政書士の瀬野です。
お役所仕様のExcel(巷では神エクセルなどと呼ばれています)、ご存知ですか?
一つのセルに一つの文字しか入力できない方眼紙仕様のフォーマットで、一度きりならガマンしますが、何回も使う場合はマクロ設定してしまいます。でも、データ提出の際はマクロ設定のままではもちろんNGなので、テキストのみ(プレーンデータ)をコピーして元のフォーマットで出します。建設業などは色々ソフトがありますが、それ以外のマニアックな許認可はソフトがないのでこの様に自力で作成です(笑
さて本日のご相談は「その他の工事が大事!の続き」です。
前回、関西弁でご相談に来られた建設業の方の、続きのお話です。
Q:まいど!!
A:こんにちは。まだまだ暑いですね~。
Q:まぁ夏やさかい暑いのは別にええねんけどな、実はちょっと相談があるんや・・・
A:はい、何でしょう?
Q:前にここ来た時、決算変更届で「その他の工事欄」がゼロやったら業種追加の時困るとかなんとかいう話あったやろ?
A:もしかして、業種追加されるのですか?
Q:そうやねん。元請けから追加で許可取れって要請されてんねんけど・・・。どないしたらええのかと思って、実はさっき近所の行政書士に聞いてみたんや。そしたら、「その他の工事欄がゼロだから無理ですね」ってはっきり言いよんねん。何か方法無いんかな?
A:そうですね・・・、方法としては二つ考えられます。
●従業員の中に、2級建築工事施工管理技士(仕上げ)等の資格保持者がいれば、その人に専任技術者として就任してもらう。
●申請先の窓口と事前協議・確認の上で、決算変更届の訂正処理を行う。
(正しく振り分けた直前3期の請負実績を添付した決算変更届の訂正届を提出)
Q:うーん、資格持った社員とかおったかな?書類の出し直しの方が現実的なんかな・・・。
A:事例としては決算変更届の訂正処理の方が多いですね。この様な事態を防ぐためにも、今後は、正しい工事の振り分けをしましょう。
Q:そやな。微妙に反省したわ。
