こんにちは。行政書士の瀬野です。
毎年毎年、「ものづくり補助金はそろそろ無くなるんじゃないか?」という噂が出ますが、
2019年度は例年通り無事実施されました。
来年、2020年も実施されると見込んで、弊所ではヒアリングを実施中です(/・ω・)/
ものづくり補助金の原資は国が定める補正予算から出るので、その補正予算の規模、
実施内容にこれらの補助金が組み込まれているかどうかがポイントです。
弊所では日経新聞を定期購読していますが、これらの記事のチェックも欠かせません。
政府が発信する関連情報によると、弊所の予測では、90%の確率で来年も実施されると
見ています。(正式に決定するのは年末年始頃のタイミングになりそうです)
「ものづくり補助金」は、数ある補助金施策の中でも特に金額が大きいので、年々認知度が
拡がり、設備投資にはものづくり補助金!という認識が経営者に浸透しつつあります。
当初は「ものづくり」という名前から製造業だけが対象と誤解されていましたが、実はサービス業も歯科クリニックも応募できるという事も、広く知られて来ています。
それだけに、申請難易度は間違いなく上がりそうです。
経営者の方は、日々目の前の業務や資金繰り等々で忙しいと思いますが、折に触れて以下の事を考えてみると、申請書の事業計画書作成がスムーズに進みます。
●自社が持つ技術的優位性が、対象市場の課題解決の一助にならないか
●競合先と比較して自社が具体的な弱点を持っていたら、その弱点を補強するために
補助金を活用(設備投資)して弱点を強みに変える事が出来ないか
●対象市場のフェーズ(成長期・成熟期・衰退期)を把握しているか
●既存の技術力を応用して周辺市場に参入できる余地は無いか?
他にも色々ありますが、ヒアリングを通じて徐々に形にしていきます。
私は、会社員時代の2/3位の期間、事業戦略、経営企画、マーケティングを担当していたので
この辺りの情報のまとめ方や市場調査も慣れています。
安心してお任せくださいませ(/・ω・)/