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  • 執筆者の写真みつば行政書士事務所

ドローンの墜落原因5つ


こんにちは。行政書士の瀬野です。今日は何と2回目の投稿です。

少しパターンを変えてみました。

 

今回は、ドローンの主な墜落原因を5つご紹介します。

・・・その前に、ドローンが墜落するって一体どんな感じなのか、Youtubeで「drone crash」←海外の墜落動画多数、「ドローン墜落」←日本の・・略)で検索し、リアルな動画を見た後に読んだ方が分かりやすいかも?です。

1)バッテリー切れ

ドローン墜落原因の中で第一位かも知れません。とにかくバッテリー切れには要注意です。最近はバッテリーを自動的に管理するアプリなどがありますが、バッテリー残量を確認せずについつい長時間飛行させてしまい、制御不能になりそのまま墜落してしまった!という悲しい出来事も多発しています。操縦時はこまめにバッテリーの状況をチェックしましょう。

2)通信トラブル/電波障害

飛ばしているドローンの機体と操縦者のコントローラーとの間に、何らかの問題が発生し墜落するということが発生しています。原因として、障害物等により電波が届きにくくなる、またドローンが使用している2.4GHz帯が混線を起こしてしまう、といった事が考えられます。また、磁場の強い場所、携帯電話の基地局、オフィス街などの電波が入り混じっている場所でも、信号損失する可能性が高くなります。

DJI社のドローンであればGPSで自動帰還する機能があるモデルが多いのですが、通信トラブルになると残念ながら戻れず迷子になってしまいます。

ちなみに、自動で帰還する際のルートは今飛んでいる場所から操縦者が居る地点までの「直線距離」を真っ直ぐ帰ってくるので、そのルートに障害物があればクラッシュです。(機種によっては自動帰還時も障害物を避ける補助機能があります)

3)乱れた風、突風

ドローンは風に影響されやすい機体です。それでも、一定方向での風であれば多少流される程度で済み、機体のバランスを保つことは可能です。しかし四方八方から乱れるような風が少し強めに来た場合にはバランスを崩して一気に墜落してしまいます。こうならない様に、飛行当日の天候状況を把握し、「強風であれば飛行させない」と判断する勇気も必要です。

4)操作ミス

ドローン操縦者の経験が少なく単純な操作ミスをしてしまう場合、また無意識にスティックをグルグル回転させて「強制飛行停止コマンドが作動してしまう」場合もあります。多少マニアックですが。

飛行には最低10時間の操縦経験が必要なのですが、飛ばすのが2回目などの初心者の場合、木の枝や電線に近づきすぎ避けられずプロペラが停止、そのまま落下といった案件も報告されています。

他にも、高速で飛行中、停止距離を甘く見ていて止まり切れず(慣性の法則)、そのまま何かに衝突するケースもあります。

5)機体の整備不良

ドローンのプロペラやモーターにクラックなどの異常があったまま飛行させた場合には、当然ながらバランスを崩しやすくなります。プロペラが一部欠けている、長期間プロペラを使用している事による劣化発生、プロペラの取り付けが甘い、モーターに砂やホコリが入っている・・・などなど細かいですが点検は大事です。また一度雨に濡れたドローンは、基盤がショートしている可能性があるためそのまま飛ばすと大変危険です。急に制御が効かなくなる可能性もあります。

いかがでしたでしょうか。ドローンの機体は高価なものですし、やはり目の前でガシャーンと落下してしまうとショックです。更にクライアントさんも一緒だと現場が微妙な空気になってしまいますね。無事に撮影・飛行できる様、万全の対策を講じておきましょう^^


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