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  • みつば行政書士事務所

飲酒運転で取り締まりを受けるとその後どうなる?


こんにちは。行政書士の瀬野です。

私にしては珍しく、もうとっくに年賀状の手配を済ませてしまい、後は手元に届いたカタマリをポストに投函するだけなのですが、ここにきてポツポツと喪中のハガキが届き始めました><

やっぱり早まらずに12月に入って着手した方が良かったのかな? でもあの年賀状…年賀状って徐々に追いつめられる感じがストレスになって嫌なんですよね・・。来年どうしよう笑

 

さて本日は、「飲酒運転で取り締まりを受けるとその後どうなる?」と題して、飲酒運転で警察に捕まった場合どうなるのか見ていきましょう。

少し前の話題になりますが、元アイドルグループM娘のY澤さんが飲酒運転ひき逃げ事故を起こし、その事故の様子が動画で拡散されていましたね。結構なスピードで躊躇なく歩行者に激突していたので衝撃を受けた方も多いと思います。

【飲酒運転と酒気帯び運転】

道交法違反のなかでも飲酒運転は反則金制度が無く、問答無用で刑事事件となる場合が多いです。

(スピード違反などの交通違反や、違反を伴わない軽い人身事故の場合、身柄を拘束されずに罰金刑で終わることが多い)

更に、飲酒運転では、初犯で事故がなくても、最大20日程度身柄を拘束された上に、裁判で懲役刑を求刑されることも多いのです。

酒気帯び運転で警察から取り締まりを受けた場合

*酒気帯び運転は飲酒運転の一種で、呼気1リットル中のアルコール濃度により判断されます

・人身事故を起こしていなければ、「交通違反」として処理されるケースが多い ⇒もし人身事故を起こして「危険運転致死傷罪」が成立した場合、非常に重い刑罰を科されるでしょう

飲酒運転で警察から取り締まりを受けた場合

・その場で逮捕され、身柄を拘束されてしまう可能性が高い

例外)摂取したアルコール量が少なく前科も無く、真摯な反省の態度が見られた場合、身柄を拘束されずに書類審査だけの略式起訴で罰金刑となる場合も。しかしあくまでケースバイケースです。

そして、飲酒運転で人身事故を起こした結果、被害者が死亡したり、重症を負った場合には、たとえ初犯であっても逮捕→勾留後、懲役刑が下され、執行猶予も付かずに刑務所行きになる可能性が高いでしょう。

こうなってしまうと、社会的信用も職業も家族も何もかも失ってしまい、もはや人生終了です。

・被害者の怪我の程度が軽く、謝罪を受け入れてくれるコミュニケーションを取れている場合

→罰金刑あるいは執行猶予付きの判決を得て、早期に社会復帰を目指すことも可能かも?

 このケースは以下の手順を踏むことで懲役刑を回避できるかも知れません。

 ・一刻も早く示談を成立させる

 ・治療費とは別に(保険会社任せにせずに)自分からもお見舞金などを持参し誠意を見せる

 ・再犯しないことの誓約として断酒プログラムなどに参加し終了証をもらう

これから年の瀬に近づき、クリスマスや忘年会などのイベントも増え飲酒の機会が高まりますが、少しの気のゆるみから、もしも飲酒後ハンドルを握ってしまうと取り返しのつかない事態に陥ります。帰りの手段も考えて楽しく飲みに行きましょう^^

*裁判・訴訟手続きに関するご依頼は当職では対応できかねますので、弁護士事務所をご紹介いたします

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