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  • みつば行政書士事務所

【小さい会社の総務担当】初めての新卒採用編


こんにちは。行政書士の瀬野です。

3月も数日を過ぎ、内定解禁の6月まで就活シーズンとなり、これからリクルートスーツ姿の大学生を街で多く見かける季節になります。一方企業の人事部では、説明会開催の運営(会場準備、資料の準備、説明員の確保、先輩社員との懇親会向け若手社員の確保、参加学生の管理、大学への挨拶回り)で忙しい時期に突入です。ただ、小さい会社では人事専用の社員を配置出来ない為、どうしても営業や経理などの担当者が片手間に対応せざるを得ないのが実情です。ではどうするか?という事を以下にまとめてみました^^

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さて本日は、【小さな会社の総務担当】初めての新卒採用 と題して説明いたします。

社員数30人以下位の小さな会社で、初めて新卒を採用しようと思った時、どの様なフローで進めて行けばよいのでしょうか。順に確認してみましょう。

1.まずは社長が決断する

小さな会社は、大きな事から小さなことまで何事も社長のトップダウンで進みます。

新卒採用もそうです。

「来年度、〇〇の部署あるいは〇〇の担当として、〇人を新卒採用する!」と決めて、社員全員に対してしっかりと情報共有します。社長が何かを決めただけで情報共有が不十分だと、「社長が勝手に誰か採用しようとしてる」「全然聞いてない」「所詮僕らは蚊帳の外なんだ」「勝手にしたらいいさ」などと不満に繋がりやすく、社員のモチベーションが落ちてしまう原因となります。社長は出来るだけ社員と情報共有を行い、ひとつひとつの経営課題を全員で解決していこう!という雰囲気を作ることをお勧めします。

2.採用担当者を決める

小さな会社はリソースが限られている為、新卒採用だけのために社員を一人を配置するのは現実的ではありません。その為、日頃経理や総務を担当している社員に、日常業務に加えて新卒採用業務をお願いする場合が多いと思います。

依頼された社員は単純に仕事が増え負荷がかかる訳ですが、そこは社長が日頃から経営数値を公開し「全員で経営課題を解決しよう!」と繰り返し呼びかけていると、社内の実情を理解している社員は進んで協力するでしょう。多分。

(そういえばPanasonicオフィス内の柱にも「ひとりひとりが経営者」と書かれたポスターが貼ってありました)

3.とにかくリクナビを利用する

ほとんどの学生は、就活でリクナビを利用しています。

リクナビ以外にもマイナビとか色々ありますが、本気で採用したいならリクナビ一択だと思います。

大学生が就活で利用するサイトといえばまずリクナビで、それ以外も利用しているとしたら、リクナビに追加して念の為あと一つ、といった付加的な使い方です。優秀な学生ならリクナビひとつで就活が完結する為、プラスアルファ登録の学生はそれなりの層だという判断も出来ます。(優秀かそうでないかは主観にもよるのであくまで目安です)

また、大学側でもリクナビを推奨している場合もあります。費用は、新卒採用でリクナビを利用する場合、年間契約一括払いで大体最低でも100万円~となります。この金額が高い!と思って他のマイナーな安い就活サイトと契約してしまうと、安物買いの銭失いとなってしまい費用対効果が望めない結果になるかも知れません。最悪、学生の応募がゼロ件という結果も十分あり得ます。

以上、実際に人事採用担当の経験がある私がリアルな現場をお伝えいたしました(笑

小さい会社で新卒採用するのは、若手人材不足の現在、かなりハードルが高くなっています。

しかし、社長を筆頭として、全社一丸となり戦略的に採用活動を進めることで、望む人材をGETすることは可能です。

当事務所では、以下のメニューをご用意しています。

●社長に対する採用コンサルティング(初回2時間程度 15,000円)

●採用担当者への採用活動レクチャー(1回2時間程度 15,000円)

●面接立会(応募者1人当たり約30分 単価8,000円)

その他、ご希望に応じて対応いたします。

ご興味がありましたらお問い合わせください。

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